《キラキラカポタ》というのは、《鳩のポーズ》のことを《カポタアーサナ》というで、私の造ったアーサナ名です。
このポーズをするのは、生まれた時から柔軟性があり、手足が長く(何なら髪の毛も艶々のロングで)、最新ウエアを着て、ヘルシーサラダを食べていて、スタイル抜群!というような《キラキラ系ヨガジョ》が、プロフィール写真にするために行うポーズ(という私のひねくれた主観)と思っていた。
私みたいな、いたって並の身体能力のちんちくりんで、30歳も半ばから健康づくりのためにヨガを始めた一般ピーポーが、到底、今世でできるアーサナではないし、無縁であると思っておりました。
それに、アシュタンガヨガで言う《カポタアーサナ》は両手で踵をキャッチするので、このポーズに立ち向かったことは、10年このかた一度もない。
それに加え、膝の半月板損傷に加え靭帯伸ばした上、
肋骨2本も折る失態を犯したばかりなので、後屈には全く自信がない。
肋骨は鉄壁の鎧、
肩甲骨は翼の折れたエンジェル、、
肩は屈強な内巻き、
股関節は縦にも横にも動じず、、、
震える小さな胸には呼吸も入ってこない、、、、
そんな私ではありますが、
何を思ったか、先日トライしてみたら、
たどたどしいけど、呼吸は苦しくもなく、つま先キャッチできるではないか。
あれれ?
これはまた、どうしたことか。
そこで、思った。
肋骨折ったから、骨が強くなったのかなぁ、
いや、それを補強しようとして、別のパーツが動くようになったんだな、
面白いなぁー。
いやいや、そんなことは実はどうでもいいのです。
人は、早く物語の本文を読みたいのに、
目次をじっくり読んでみたり、お茶を淹れに席を立ったりする。
なんならカフェに行ったりね。
英語で喋りたければ外国人を見つけて、
知ってる単語でトークすればいいのに
文法を習ってみたり英検受けたりする。
ストレスが溜まったら、
走ったり、飲んだり、踊ったり、多いだり、温泉に行ったり、寝たりすればいいのに
『ストレスの減らし方』をネット検索しちゃう。
(はい、全部私のこと)
世にも不思議な生き物なのです。
この《キラキラカポタ》が出来て、こうして投稿したりして、
キラキラになりました!と言いたいわけではないし
出来ました!と自慢したいわけでもないけど、
私は思った。
わたしの『好き』は、誰かに奪われたりしないように、
(だって、止められても怪我してもやっちゃうんだもん。)
あなたの、『コレやりたい!』『コレ楽しい!』だって、
誰からも奪われない自由があります。
だから、怪我を怖れず思い切りヨガしたり、
したいことをして、食べたいものを食べ、
はしゃいだりすればいいんじゃないかな。
何を怖れているんだ、みんながんばれ!!
I'm rooting for you!!!! ❤︎ masami