今日は30日、インドでは今日がムーンデー、日本のムーンデーは明日になります。
どうしてそうなるかは、いつかカンファレンスでお話しできたらいいなぁと思っています。
昨日の29日の日曜日は、年内最後の高崎シャラオープン日でした。
オンラインのレッドクラスに、シャラから、ご自宅から、それぞれ受講してくださり、
みなさんの元気な姿も拝見できて、とても嬉しかったです。
また、後のインスタグラムのみなさんの投稿で知ったのは、
ご自宅のハタキや竹箒を持参し、年末大掃除までしてくれたとのこと!
本当に、本当に、ありがとうございましたっ!!
主催者が居る時よりシャウチャが徹底されているのではないかと推察されるほど(汗;
こうして遠く離れたところから、高崎シャラに想いを馳せる時間を持つと、
シャラを開け続けて12年、日常生活の中に、その行為が埋没してしまい
このことのありがたさが、いつの間にか「当たり前=当然」のことになってゆく。
朝起きることができたのは奇跡。
世界には、この1日どうしても生きたかった人がいる。
マットに立って練習できることが奇跡。
この時間を捧げる身体がここにあること、病気や怪我や事情で練習できない人がいる。
生徒の皆さんに指導できる立場であることが奇跡。
わたしの学んできたこと、考えに共感してくださる人がいる。
ごはんを食べることができる奇跡。
あたたかな布団で眠れる奇跡。
朝日が昇って、日が暮れる奇跡。
言葉が話せる奇跡。
わたしに帰る場所があるという奇跡。
みなさんがこうしてシャラを守ってくださっているから。
みなさんの存在がとても大きなことに気づきます。
「早く帰ってきなさい」と言ってくれる家族がいることにも励まされる。
人は人がいないと成り立たないものです。
シャラート先生が亡くなって、心に大きな虚無感が広がり
「もう、どうなってもいいや」なんて
投げやりな気持ちになったりしていましたが、
わたしが空っぽの分、高崎シャラのみなさんの濃度が増してゆくのを感じています。
ヨガの練習でいろんなことを手放すことで、
執着やこだわりがなくなり、どんどん空っぽになってゆくのを感じているここ数年です。
しかし、修行が深まって来ることと、社会性を失うこと、
人としての楽しみや個性を放棄することが同義であって良いはずもありません。
未だ、私は旅の途中で、悩んでいます。
ヨガの指導者としては未熟者なのです。
そのようなわけで、このアシュタンガヨガの聖地での修行は続いているわけですが、
このような歴史的な変革の時期に、
「師がいなくてもこの場で練習しよう」と集まって来る生徒たちは皆、
穏やかな強さを持っているように感じています。
おかげでわたしは今、とても集中した練習ができています。
2時間みっちりと長い練習をして、
日本ではなかなか取れないシャヴァーサナを20分近くたっぷりと。
まさにこの練習で、自分の不要なものを手放して、
ゆっくり体を休める作業だけに没頭させていただいている。
これもまた奇跡。
新しいアーサナを修得したり、資格を得たり、テクニックを学んだりすることはできませんが、
ここに集う仲間たちと、アシュタンガの議論を交わしたりできる
貴重な2ヶ月という時間を、みなさんに与えていただいたことに感謝します。
みなさんの存在なしに、当たり前ですがマイソール高崎は存在しません。
しっかりとこの場の空気感を身にまとって持ち帰り、お伝えしたいと思います。
これをきちんと言葉にできればいいのですが、まだなかなかまとまりません。
最善のこれからのこともよく分からないですが、
素直にみなさんに聞いていただける日を設けたいと思っています。
本年中もたくさん支えて、与えていただいてありがとうございました。
生かしてくれてありがとう。
来年も一緒にたくさん練習し、相談し、楽しいことをいっぱいしましょう!!
ご家族との時間も大切に!
素敵な年末年始をお過ごしくださいね。
心から本年の感謝を込めて!!!
Big Hug ❤︎ masami
マイソールより愛を込めて
12/30 sun,2024