ただ、練習すること。
インドからこんにちわ!
日本は今日から夏土用、学校は夏休みに入りますね!
こちらより暑い夏本番を迎えるみなさん、楽しいご予定もたくさんあることでしょうね!
今年は高崎の花火も開催すると聞きました。
マイソール高崎テラスで見る3年ぶり花火が見られなくて、少し残念ですが・・・
さて、インスタの投稿を見ていただいているみなさんは、
ほとんど食べているか散歩の写真投稿なので、「ヨガはどうなのよ?」と
そろそろツッコミが入りそうなので(シャラ内は撮影禁止です)、
少し今回の練習の様子を書き留めておきたいと思います。
練習は、極めて個人的なものなので、感想文にしかならないのですが
良かったらお付き合いください。
わたしは今回の修行旅で決めてきたことが2つあります。
ここで落ちてどうする!
①ウップルティヒで絶対に、何があっても落ちない。
みなさんも大好き(!?)フィニッシングのラストポーズ、ウップルティヒ。
マイソールで呼吸が早い人にとって、レッドクラスではかなりしんどいポーズです。
しかも、プライマリー全ポーズをやり切ったラストにこれかい!ってやつですね。
You Tubeなどで試された方もいらしゃるかもしれませんが
『シャラート先生のカウントは長い』とみなさん言います。
そのロングカウントで、今回は何があっても絶対に落ちないと決めてきました。
今のところその約束は守っています。
女性ですので、腕力が弱いです。
タリック先生のご指導により、長い宅練人生、最低25カウント数えるようにしています。
普段からキープできれば、ここでもできます。
ひとつのポーズにこだわりを持つのはあまり良くないことですが
「ここで落ちてどうする!」というスポ根精神で、
週二回のレッドクラスも頑張っています。
ブレーキをかけるのをやめました!
②プライマリー(初級編)の達人になる。
アシュタンガヨガの総本山のシャラで練習する生徒は、
初回はとにかくプライマリーを徹底的に練習することになります。
伝統に則って、シャラート先生から、ひとつづつポーズをいただきます。
私も、十数年のヨガ歴の中で、他のヨガに浮気をしてみたらり、
怪我でできなくなったりした時に、やはり戻ってくのがこの『プライマリーシリーズ』です。
何度も何度もやり込んでいるはずなのに、
その時の状況、体調、体幹、感情のあり方によって、まだまだ知らない領域があります。
ある時、「おお、まだ伸びる!」「あら、こんなところに神経がある!」
その発見と気づき。それこそが面白いところ。
また、今のところ、アーサナに関しての細かい訂正はいただいておりません。
いかに今までの先生方の指導が的確だったかと感動しています。
また、午後は時間があるので、復習用に持ち込んだアーサナの本を見直しています。
ヴィンヤサの数など数えたり、アーサナの英語名を調べたらり
マニアックな勉強をしています。
✴︎
初月の練習生は170名ほどでしょうか、
かつて東京でご指導いただいた先生、
バリ島の同じシャラで練習した方、
SNSなどで有名な先輩方に挟まれての練習は、密かに心躍ります!
みな、マットの上では平等で、真剣に向き合っています。
薄暗がりの大きな体育館のようなシャラには、
シャラート先生の写真がいっぱいかけてあるので、
いつでもどこからでも見られているような気分になり、気が抜けません。
大きなシャラなので、先生がどこにいるのかも分かりませんが、声だけが静かに響きます。
最近、『できることなら、1秒でも長くここで呼吸していたい』と
思っている自分に気づきました。
自然と呼吸も長く深くなり、ヴィンヤサはゆっくり、日々みっちり2時間のヨガの旅。
苦手な瞑想も日々深く、長くなっているようです。
それに伴って、なぜかよく眠れます。
それから、ブレーキをかけるのをやめました。
普段の練習では、後の予定のことなどを考えて少し緩めたりするものですが、
インドでの練習は、その必要はありません。
練習するために来ているのですから。
この環境に身を置くことができることに幸せを感じています。
今、シンプルに人生を楽しんでいます。
みなさんにも日々の幸せと、大きな発見が降り注ぎますように。
masmai
▶︎インスタグラムのストーリーで日々のインド生活配信中 @masami_kokago